産後は赤ちゃんのお世話をいろいろとやらなくてはなりませんが、中でも「みんなどうしてるかな?」と気になるのが沐浴ですよね。
産院で習って退院しますが、産院での沐浴は1〜2回程度で、助産師さんがサポートしてくれます。
でも、家に帰れば一人で毎日やらなくてはならず、特に寝てることが多い新生児は沐浴のタイミングを掴むのも難しいですよね。
そこで、こんなことが気になりませんか?
- 沐浴のタイミングで寝てる時は起こす?
- 授乳前と授乳後ならどちらのタイミングで沐浴するのがいい?
- ワンオペで沐浴はちょっと怖い、不安
- 沐浴中に支える腕がパンパンになって痛い
そこで、この記事では次の内容でまとめました。
- 沐浴のタイミングで寝てるならわざわざ起こす必要はない
- 授乳前と授乳後なら授乳前のタイミングで沐浴する
- ワンオペの沐浴に不安があったり、腕が痛くなるようであればアウトバスという沐浴がおすすめ
さらに詳しく紹介しますね。
\沐浴から今も愛用中の子供用バスローブ/
沐浴のタイミングで寝てる時は起こす?
赤ちゃん、特に新生児は寝てる時間が長いので、「今沐浴しておきたいな」というタイミングで寝てるというのは、よくあることです。
なので、寝てる時に起こす必要があるかどうかが気になりますが、必ずしも起こす必要はありません。
寝てる状態で沐浴しても、赤ちゃんは気にしないですし、多少驚くことはあってもあたたかいお湯をかけてあげれば落ち着く子が多いです。
我が家の場合も、寝てる状態で沐浴を何度もしましたが、泣くとしてもいつも泣いているのと同じ程度。
嫌がって沐浴ができないということはありませんでしたよ。
沐浴で「寝てるのを起こすかどうか」よりも大事なこと
赤ちゃんが寝てるかどうか、起こすか起こさないかよりも大事なことがあります。
- 同じ時間帯で毎日沐浴をするようにして、生活リズムを作ってあげること
- パパママがしんどい時は、沐浴の全工程をやらなくても大丈夫と気楽に構えること
生活リズムを守るために「そろそろ起きてほしい」という時は、起こして沐浴という流れでもいいですよ。
「沐浴をするから寝てるところを起こす」というよりは「生活リズムを大きく崩さないために起こして沐浴」という感覚です。
ただし、「必ず毎日同じ時間にやらなきゃ!」と頑張りすぎないことも大事です。
大人よりも汗や皮脂、排泄物で汚れやすいのは間違いないので、何もしないのはあせもやかぶれが心配になります。
なので、沐浴ができなくても体を拭いたり、頭とお尻だけは洗ってあとはガーゼで拭くなど、たまにお休みしてもいいと気楽に構えましょう。
私も疲れたりシンドかったりして、たまに沐浴お休みして体を拭くだけ、お尻と頭だけ洗うなどしてました。
特に新生児期は大変なことが他にもいっぱいありますので、どうか無理せず、少しでも楽しくお世話してくださいね。
授乳前と授乳後ならどちらのタイミングで沐浴する?
沐浴のタイミングは授乳前にするようにしましょう。
理由は、授乳後だと吐き戻ししてしまう可能性が高いからです。
どうしてもタイミングが授乳後になってしまう場合でも、30分〜1時間は空けるように気をつけましょう。
理想は次のタイミングです。
- 授乳・ミルク
- 寝る
- 起きる
- 沐浴
- (30分くらい空けて)授乳・ミルク
- 寝る
ただ育児は理想通りにならないものなので、生活リズムができるまでは臨機応変に対応していきましょう。
起きてて動いても怖くない!産院で教わった簡単な沐浴のやり方を紹介
産院で習った簡単な沐浴のやり方「アウトバス」を紹介します。
- ベビーバスを使う時間が短い(おふろマットがあればベビーバスなくてもできるかもしれません)
- 赤ちゃんが動いてもお湯の中に落としてしまう不安がない
- 沐浴中に支える必要がほぼないので、腕が痛くならない
- ワンオペの沐浴に不安がある人のおすすめ
初めて習った時は「えー?!」と思いましたが、この方法を最初に聞いておいて本当によかったです。
今はどの産院でも教えているのかもしれませんが、もし沐浴に不安があるプレママさんや一人で沐浴をしてて大変なパパママさんにこんな沐浴のやり方もあると知ってもらえたら嬉しいです。
準備するものと手順を簡単に解説します。
【準備するもの】
- バスタオル3枚
- 子供用バスローブ1枚
- おむつ1枚
- 肌着1枚
- ロンパース1枚
- 泡で出るボディソープ
- ガーゼ1〜2枚
- ベビーバス
- ベビーローションなどのスキンケア用品
【沐浴前に準備しておくこと】
ベビーバスに適温のお湯を張っておきます。
次の順番でタオル類を重ねて、脱衣所など沐浴後のお世話をする場所におきます。
- バスタオル③
- ロンパース
- 肌着
- おむつ
- バスタオル②
- 子供用バスローブ
- バスタオル①
ここまで準備したら、アウトバスでの沐浴を始めていきます。
- 重ねたタオル類の一番上(バスタオル①)に赤ちゃんを乗せる
- 赤ちゃんは服を着たまま、頭と顔を泡のボディソープで洗う
- 濡らしたガーゼで頭と顔の泡をある程度落とす
- おむつは外して、ロンパース・肌着は半分だけ脱がせる
- 脱がせた側の体を泡のボディソープとガーゼを使って洗う
- 横向きにして背中側も洗う
- 仰向けに戻して、洗った側に脱がせた服を被せて、反対側も同じように洗う
- 泡は着ていたロンパースや肌着と濡らしたガーゼである程度拭く
- ロンパースと肌着を全部脱がせて、ベビーバスに入れる
- 濡らしたガーゼや手でボディソープをしっかり落とす
- ベビーバスから上げてバスタオル①を外して、子供用バスローブの上に乗せる
- バスローブで体を拭いてスキンケアなどをする
- バスローブとバスタオル②を外して、おむつ・肌着・ロンパースを着せる
ベビーバスの中でやることは、泡を落とすことだけです。
それ以外は全部ベビーバスの外でやるので、「落としてしまわないか」「ずっと片腕で支えてて腕が疲れる」ということがないです。
脇や首、足の付け根などシワになって汚れが溜まりやすいところが、しっかり洗えるのでおすすめです。
私が習ったやり方に近い動画がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
沐浴のタイミングで寝てる時は起こす?まとめ
沐浴のタイミング、寝てる時に起こすかどうか、授乳前と授乳後どちらがいいのかなどについて解説しました。
- 沐浴のタイミングで寝てるならわざわざ起こす必要はない
- 授乳前と授乳後なら授乳前のタイミングで沐浴する
- ワンオペの沐浴に不安があったり、腕が痛くなるようであればアウトバスという沐浴がおすすめ
寝てるのをわざわざ起こすことはありませんし、寝たまま沐浴しても大丈夫です。
ただし、授乳後すぐの沐浴は避けて、授乳前のタイミングで沐浴ができるようにするといいですよ。
一人での沐浴に不安があったり、すでに腕が痛いということがあれば、洗うのはタオルの上で、ベビーバスでは泡を流すだけの「アウトバス」のやり方で沐浴してみてください。
沐浴は大変ですが、生活リズムを作るポイントになったり、スキンシップや赤ちゃんの体の異変があれば気付ける大切な時間です。
少しでも楽しく沐浴の時間が過ごせるように、ぜひ参考にしてくださいね。