離乳食作りの時期になると「ブレンダー買った方がいいのかな?」と迷いますよね。
他にもこんなことが気になりませんか?
- 離乳食作りにブレンダーはいるの?いらないの?
- ブレンダーはいつまで必要なものなの?
- ブレンダーの代用で裏ごし器やすり鉢を使った離乳食作りは大変なの?
そこで、この記事では次の内容でまとめました。
- 離乳食作りのために買うつもりなら、ブレンダーはいらない
- ブレンダーを買うのなら「離乳食作り以外にも使うことがあるか」で判断する
- ブレンダーがいるのは生後5ヶ月〜8ヶ月ぐらいまで
- 裏ごし器やすり鉢で代用できるし、離乳食作りがすごく大変ということはない
- 市販のベビーフードやペーストでも代用できる
さらに詳しく紹介しますね。
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離乳食作りにブレンダーはいらない!
私は離乳食作りのためにブレンダーを買いましたが、実際のところほとんど使いませんでした。
離乳食作りのためにブレンダーはいらないです。
理由は次の通りです。
- 離乳食を始める生後5ヶ月ごろは少量すぎてブレンダーが空回りする
- ブレンダーを使う期間が短い
- ブレンダーでは潰し過ぎてしまうことがある
- 出したり洗ったり片付けたりするのが面倒
- 市販のベビーフードやペーストの方がラクで、子供がよく食べた
どれも私が使った感想なので、それぞれ解説します。
いらない理由①:少量すぎてブレンダーが空回りする
離乳食を1食でどれくらい赤ちゃんに出すか、おかゆならこれくらいという目安があります。
5ヶ月・6ヶ月頃 | 7ヶ月・8ヶ月頃 | 9ヶ月・10ヶ月頃 | 11ヶ月・12ヶ月頃 |
---|---|---|---|
スプーン1さじ (つぶしがゆ※) | 50〜80g (5倍がゆ) | 80〜90g (5倍がゆ〜軟飯) | 80〜90g (軟飯〜ご飯) |
離乳食の初期(5ヶ月・6ヶ月)頃は1回の食事でスプーン1さじと少量なんです。
おかゆだけでなく、野菜や豆腐でも1さじから。
作り置きする量でもないですし、スプーン1さじなら裏ごし器やすり鉢でササッと作れちゃいますよね。
離乳食期で一番滑らかにしたい時期ですが、少量すぎて空回りしてしまって、ブレンダーの出番があまりなかったです。
いらない理由②:ブレンダーを使う期間が短い
離乳食を生後5ヶ月頃から始めて、9ヶ月頃には「歯ぐきでつぶせる固さ」が目安になってきます。
すると、ブレンダーで形をあまり残さずにつぶすのは7ヶ月・8ヶ月頃までになります。
赤ちゃんの好みや離乳食の進むペースにもよりますが、実質3ヶ月程度しか離乳食で使わないです。
3ヶ月のためにブレンダーを買うよりは、他に長く使える育児グッズを買った方がコスパがいいと感じました。
いらない理由③:つぶし過ぎてしまうことがある
離乳食に出すものは、そもそも柔らかく簡単につぶせるように火を通します。
なので、ブレンダーではパワーが強すぎると感じました。
適度に形を残したい・粒感を残したい時には向かないです。
いらない理由④:出したり洗ったり片付けたりするのが面倒
ブレンダーのパーツが多くて、出したり洗ったり片付けたりするのがとにかく面倒でした。
離乳食のスケジュールが進んで、たくさん作り置きする時は使うことがありましたが、裏ごし器やすり鉢に慣れてしまっていたので、より面倒に感じました。
いらない理由⑤:市販ベビーフードやペーストがラクで、子供がよく食べた
「離乳食は手作りしなきゃ!」と頑張るつもりだったし、頑張っていたけど、手作りではそんなに食べないことが多かったんです。
市販のベビーフードを見てると色々な味があるし、作れないなという離乳食もいっぱいあったので、出してみたところ食いつきがよかったんです。
食べないよりは食べた方がいいに決まってるので、手作りを減らして市販のベビーフードやペーストで気に入ってくれたのを取り入れました。
新しい食材は個別にすり鉢でつぶして少しだけ出していたので、ブレンダーはいらない状況になっていました。
ブレンダーを買うなら「離乳食以外で使うか」で判断
もし「気になるブレンダーがある」「ブレンダーを買おうと思っていた」ということならば、買うかどうか判断するポイントがあります。
離乳食以外で使うことがあるかどうか?
ここを判断材料にしてみてください。
離乳食のためだけに買うのはおすすめしませんが、ブレンダー自体はとても便利な調理家電なのは間違いありません。
私は離乳食のために買ったので、なんだかもったいない買い物になってしまいましたが、使う場面はたまにあります。
- 生クリームを泡立てる(泡立て器のパーツがついている場合はできます)
- ポタージュ作り
- スムージー作り
- 家で作る豚骨ラーメンの豚骨スープを乳化
もっと出番があればいいんですが、どれも毎日ではなく月に1回あるかどうかです。
私のようにならないためにも、「離乳食以外だったら何に使うかな?」とちょっと想像してみてから買うのがおすすめです。
ブレンダーより使ったのは市販ベビーフードと裏ごし器、すり鉢
ハンドブレンダーを買ったものの、離乳食作りでの出番はあまりありませんでした。
その代用としてよく使ったのが3つです。
- 市販のベビーフード・ペースト
- 裏ごし器
- すり鉢
離乳食用のセットになった裏ごし器やすり鉢もありますが、離乳食用のセットはいらないです。
それぞれ紹介します。
離乳食でよく使ったもの①:市販のベビーフード・ペースト
市販のベビーフードでは和光堂のものをよく使っていました。
他のメーカーも試しましたが、うちの子供達には和光堂の味付けがよかったようです。
おかゆやおかずを食べないなと困った時は、おかゆと和光堂のベビーフードを混ぜたりしてあげてました。
ペーストはキューピーの瓶詰めされているものを使っていました。
災害が起きると、離乳食を手作りするのが難しいことが想定できます。
いつもは手作り離乳食でも、たまに市販のベビーフードやペーストを試して、食べてくれたものをいくつか買い置きしておくと安心ですよ。
また、外でご飯と食べる時にはパウチやお弁当のようになったベビーフードを持っていくと衛生面でも安心です。
色々な料理や素材があるので、作るのが大変なものほど試してみてくださいね。
\ベビーフードは重いのでネットで買うとラクですよ/
離乳食でよく使ったもの②:裏ごし器
裏ごし器は100均で買ったものを使っていました。
わざわざ裏ごし器を買わなくても、茶こしでも代用できますので、家にある場合はそちらを使ってみてください。
家にあるもので試して、使いにくかったり、もっと滑らかにしたいと思った時に、よりいいものを買うといいですよ。
\楽天で一番レビューがあって評価も高い裏ごし器/
離乳食でよく使ったもの③:すり鉢
すり鉢はプラスチックのものを使っていました。
ただ軽くてゴリゴリとすっていると安定しないので、すり鉢はちょっと重さのある「貝印セレクト100ミニすり鉢」を楽天で買いました。
- 陶器で重みがある
- シンプルで白くて丸くてかわいいデザイン
- 離乳食で使った後も使える
- お茶碗くらいのサイズなので収納場所に困らない
- そのままテーブルに出しても違和感がない
こういったところが気に入って買いました。
ブレンダーよりもすり鉢の方が、離乳食期間中も今も使う頻度が高いです。
かわいいすり鉢で、ちょっとテンション上がるのでおすすめです。
\溝が広くて目詰まりしない!洗いやすいのもいい/
離乳食作りにブレンダーはいらない!まとめ
離乳食作りにハンドブレンダーはいらないと感じた実体験と、代用したグッズを紹介しました。
- 離乳食作りのために買うつもりなら、ブレンダーはいらない
- ブレンダーを買うのなら「離乳食作り以外にも使うことがあるか」で判断する
- ブレンダーがいるのは生後5ヶ月〜8ヶ月ぐらいまで
- 裏ごし器やすり鉢で代用できるし、離乳食作りがすごく大変ということはない
- 市販のベビーフードやペーストでも代用できる
離乳食のためだけに、ブレンダーをわざわざ買う必要はないです。
ブレンダーを使うくらい滑らかにしなきゃいけない期間は短く、量も少ないので、なくても困りません。
買う前には「離乳食以外で使うことがあるか」で買うかどうかを判断してみてください。
裏ごし器やすり鉢、市販のベビーフードやペーストなど、代用できる調理器具や便利なものがあるので使ってみてくださいね。